アニメ化してほしい。 【感想】 SOUL CATCHER(S) ソウル キャッチャーズ 第54話

これアニメで見たいな

演奏中に物語が展開して演奏が終わって感動して泣いてみたいなのが、この作品です。音と物語が常にリンクしているわけですね。ぼくはこの作品を読むときに作中の音楽をyoutubeで探して再生しながら読んだりしてるんですけど、やっぱり作中の演奏と音楽のタイミングが合わないわけですよ。作中で演奏がはじまったら、はじまってほしいし。ここからこの楽器が活躍するってところでは、ちゃんと曲もそこのところをやってほしいわけですね。で、そうなると最早漫画じゃ不可能なわけです。そこで、是非アニメ化してくれないかなと。期待しているわけです。
ぼくは漫画作品のアニメ化はあまりすきじゃないですが、この作品は見ますね。

今週の心の表現も痛々しくて切ない

なんていうか、心をビジュアル化して描くのが、この作品の魅力ですね。神峰が見ているときはもちろんですが、そうじゃないときでも心をビジュアル化します。今回は、心をチェーンソーに具現化している登場人物が出てきました。金管の4人のテーマは桜なんですね。で、そこに対してチェーンソーです。よく考えられていますよね。ストーリーと絵が。読者の頭の中でつながってなんとも言えない、不思議な感覚を作ってくれます。

感動する作品だよな

なんでしょうね。最近、この作品はワンピースばりに「泣かせ」が多いのですが、本質的に、ゾクゾクと読者を感動させる作品なので、あまり意図的な「泣かせ」はいらないと思うんですね。今週も登場人物たちが泣いている露骨な感動ポイントよりも、チェーンソーの心の人の決意の表情と心のありように、震えるような感動がありました。必要ないんですよね。泣かせポイントをわかりやすくするのは。