実際の日本代表が敗退した今、どうするのか?
原案協力に本田圭佑が参加している、ファンタジスタステラ。実際のワールドカップの時期に、作中もワールドカップを戦っているというのは、非常にしっかりとしたスケジュールマネジメントだと思います。実は、メジャーなサッカー漫画で、この時期にワールドカップを戦っているのは、この作品だけです。エリアの騎士とか番外編で日本代表の試合を描いてもいいくらいだと思うのですが、マイペースでやってますね。
で、結果をどうするのか
日本対イタリア、グループリーグの3戦目がこれから始まります。現実の世界では、日本代表はコロンビアと戦い敗れてグループリーグ敗退が決定した3戦目です。イタリアが3戦目というのはよく考えられた設定で、実際の世界でも本田選手はセリエAのACミランに所属していますし、作中でもイタリアの代表選手は、昔から登場していて因縁のある相手となっています。しかも、現実のワールドカップでも、日本が決勝トーナメントに進出したらベスト8をかけて戦う可能性が高かったのです。もし、現実がそういった展開になったら、今週の作中の試合開始は凄いタイミングです。ちょうど、現実のワールドカップで日本がイタリアと対戦するか、ちょうど終わったか、くらいのところで、作中でもイタリアと試合開始となっていたわけです。
結果、現実では、
残念ながら、日本も、さらにはイタリアも予選敗退でした。ワールドカップの予想がどれほど難しいかわかりますね。イタリアは死の組と言われたグループでしたが、実力的には、1位通過の可能性もありました。いやあ、難しいですね。
作中での結果はどうなるだろう
現実の日本代表が敗退したのに、漫画作品のなかでワールドカップを勝ち抜いても、著しくリアリティがありません。そのため、おそらく徹平たちは、このイタリア戦で敗退すると思いますね。本田選手を実名で登場させている作品である以上、現実との大きな乖離は、空々しく、読者は離れてしまうと思います。どういった結末になるのか、なかなかに楽しみです。