太古からの運命の中で必死に生きる忍たち。 【レビュー】 NARUTO -ナルト- 第671話

物語がざっくりと見えてきた

登場人物や概念が非常に多いので物語が分からなくなりやすいこの作品ですが、今週はざっくりとまとめてくれました。主役級脇役キャラクターが沢山出て来るのでちょっと見失ってましたがこんなに単純な物語だったんですね。こういう要約回を無理なく入れて貰えると助かります。クライマックスに向けて読者の頭の中を整理する試みでしょうか。よく出来ています。

カカシ、イタチ、大蛇丸、火影

上げていけばいくらでも出て来る魅力的なキャラクター達ですがストーリー的にはあくまで彼らは副菜ですね。主菜はナルトとサスケ。マダラと千手柱間。そういう話だったんですね。

太古からの運命の中で必死に生きる忍たち

ナルト、サスケ、マダラ、柱間ら、世界の運命に関わる登場人物たちと、それ以外の普通の人。普通の人間が大きな運命の中で必死に生きている物語でもあってカカシや大蛇丸すら普通の人だったんだなと感じました。そして運命そのものであるナルト達がどうなっていくのか

演出が良かった

ナルトを描いていきながらもサスケをしっかりと描く演出が良かったです。ちょっと分かり難い部分もありましたが、カッコ良かったですね。こういうのは燃えるものがあります。