サッカー漫画考察 日本へ求ム!ポドルスキ以上ノ小次郎

ヴィッセル神戸に加入した元ドイツ代表のポドルスキ選手が7月29日にJリーグデビューしました。

前半は「それほどでもなのかな」とか「まだ調整段階なのかな」と思い込んでしまうような感じでしたが、後半は「さすが!」と思わせる働き…魅せてくれました、役者が違うとはこういう事なのかも知れません。

ところでこのポドルスキ選手ですが、漫画の「キャプテン翼」が好きだそうでして、中でも日向小次郎についてパワフルなプレーを自分に重ね、「自分とすごく似ている」と言う位好きなようで、当日の試合で愛用したスパイクも日向小次郎がデザインされた水色のスパイクと、徹底した凝りようでした。

日本の漫画文化がだいぶ世界中で認知されるようになり、コミケやコスプレイヤーの存在もワールドワイドになって来ました。そんな中でも、サッカーの盛んなヨーロッパや南米等では「キャプテン翼」の人気に火が付いたのは比較的早く、あっと驚くような有名選手も愛読者だったりするご時世となりました。

その反面こんな記事も目にした覚えがあります。

「所詮コミック、現実の日本のサッカーがこんな強いわけないだろ?」

1998年のフランス大会以降、日本代表はワールドカップの常連国になりつつはありますが、上位10国には入れない…そんな状況が続いている現実を目撃しているので、流石に反論できません。それくらい世界の壁は厚いということですし、自分たちが努力している間相手は何の進歩もしないままでいるということもあり得ません。

でもこのまま終わらないことを信じたいし、日本のワールドカップ優勝という夢も見せていただければ、なんて思ってもいます。

そのために必要なもの…僕は日向小次郎的要素なのでは、と思っています。

決定力のあるFWはいつも課題にポイントに挙げられるという点だけでなく、90分間何が何でも勝つという曲げない強い信念みたいなものがもう1ピースあればと思っています。

「キャプテン翼」の影響から強いMF志向に寄っている傾向が強いと言われる日本人の中から、ポドルスキクラスの日向小次郎的選手が日本代表に出現して欲しい、そう願っています。

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