CEO大川は、あなどれないかもしれない。 【レビュー】 銀の匙 Silver Spoon 第103話

大川がなかなかの行動力

八軒は父親に出資して貰ってから仕事をしようとしていて、のんびりしてるなあと思っていましたが、大川も遅いと感じていたようで、ついに動き始めました。彼はまず行動するタイプですね。八軒と相性がいいかも。親父次第でやったりやらなかったりする会社なんて成功するわけがないので、まず自分たちで資金ためてやってみろよと思っていたのですが、さすが、大川、そういうことでした。

本当にバイトしろよ

彼らは生活のために働く必要がまだないんですね。てことは、バイトして得た収入は全部事業に使えるわけですよ。これはなかなか大きいですよ。ちっさくはじめて、方向性が見えたら出資を募る。そこまでいくと、もう親父じゃなくてもいいんじゃないかと。あのサラリーマンの親父次第で会社が左右されるって、ちょっと主体性なさすぎるでしょ。

酪農ヘルパー

今回は、農家が家を開けるときなどに利用する酪農ヘルパーの話が出てきました。農業ってのは、本当にいろいろと知らない世界だと思いました。毎日、毎日食べている食事が、そういった仕事の末にできあがっているとは。こういうウンチクから来る感動もこの作品の大きな魅力です。これから、駒場が活躍しそうです。彼は、過酷な運命というか、消化不良な運命をたどってきたので、ここらで爆発して欲しいですね。応援してるぜ。